12/18のディアヴォオンリー ROCK DEAR ONE、そして私は間接的な参加となりましたがダンデビオンリー 愛唱レヴェランス、お疲れ様でした。
全然ツイートしてなかった!スペースこんな感じです ポスタースタンドなくて敗北のポーズ お隣のしーかさんのご厚意でしーかさんのスペースにポスター貼らせてもらってます…! pic.twitter.com/Cu1LNp6Zus
— 榎田あき (@Wa_ooo_on) December 18, 2022
当日は沢山の方に来ていただけて本当に嬉しかったです!
最後の最後までお品書き印刷したり値札作ったり必要なもの出したりと準備不足が影響して徹夜状態のままスペースにいたせいで、きちんとご挨拶が出来なかった方も多く反省しております…。
今回差し入れやお優しいお言葉をたくさんいただけて本当に嬉しかったです…!せっかく赤ブーさんにオンリー開いてもらえるんだったらやりたい!と思ってたことをいっぱいできました。
無配ポストカードの詳細なんですが、こうなってます!ひとリジ2、来年の3/25にします!正式な告知は改めて出します!よろしくお願いします! pic.twitter.com/1tQRSTxBKV
— 榎田あき (@Wa_ooo_on) December 18, 2022
こちらのポストカードもその一つです。束縛(ひとりじめ)サディスティック(通称ひとリジ)は私が個人で主催するRejet作品オンリーイベントなのですが、そちらの第2回決定の告知をど〜しても今回のオンリーでしたくて…。それを間に合わせるためにここ数日間ほんとにバタバタしてて…。具体的にいうと日光企画さんの池袋にある同人工房へ前日に駆け込み、このポストカードを刷りました。日光企画さん本当にありがとう。
イラストは新刊の方はもりろさん、ひとリジの方はちゆさんに描いていただきました!お二人とも本当に色々無理を言ったのにもかかわらず、素敵なイラストにしてくださって感謝しかない…。新刊カードのために会場頒布分とか考えずに死ぬほど刷ったので通販にもつけるしなんならポストカードだけでも欲しい人はDMいただけたら送ります。最高の絵なので…。
話を戻して、木曜に「どの印刷所も今からじゃ間に合わない」と気付いた瞬間の絶望はすごかった。泣きながら検索して出てきた日光企画さんの救世主感といったら…。しかも使える紙もめっちゃあって最高。フォロワーにどれがいいと思う?一番高い紙がミランダで〜って相談した瞬間に「じゃあミランダっしょ」って返ってきたの、本当に周りの”装丁狂”かつキラキラしたものを好むカラスの性質が出てて良かった。フォロワーのことをカラスだと思うな。
同人工房には初めて行ったんですが、め〜〜〜っちゃ楽しかったです!ポストカードの他にお試しで自分用に眼鏡拭きを作ったんですが、自分で器械を動かして転写して…っていう手作り感も味わいつつ、出来上がったものの可愛さに感動しました。めっちゃ楽しいからまたお邪魔したいです。イベント前日以外に(そうだね)
そもそも何で私がディアヴォというジャンルでオンリーを開くことに固執してたかというと、自分の締切ができるというのもそうなんですが、ディアヴォを知らない大勢の人の目に止まるということが一番大きな理由でした。私はディアヴォってもっと大きくなれる作品だと思ってて、もっと色んな人に知ってもらいたいと常々思っているんですよ。1ファンでしかなく何の影響力もない私が出来ることを考えたときに、この作品にはファンがいます!と騒ぐことが1番なのかなって思ってやっているのが今の同人活動です。ただの自己満足で終わりたくないと言いますか。まあ普通にディアヴォで書きたいことが多すぎるから本を出してるっていう前提はあるんですが、やっぱり作品の賑わいは同人の賑わいに直結してると思っていて、ファン側から出来る人気の底上げが同人活動なのかな…という思いもあるということです。
赤ブーさんが投票でオンリーを決めるという企画を始めた時はわりと冗談半分で「えー!自ジャンルもやりたい!」って言ってたのですが、それを見たフォロワー(別の大手ジャンルでオンリーが定期的に開催される)がうちは必要ないからと譲ってくれて、そうやって何枚か集めていくうちに「あれ…これやれるんじゃない?」と段々現実味を帯びていきました。最初はカップリングオンリーの募集だったから、「×カノジョとかで出して…いやでもディアヴォにおけるカノジョってそれぞれ違うし…うーん…」なんて悩みながらとりあえず集め続けてたのですが、赤ブーさんの方から作品オンリーの告知が出されたことで開催の希望が一気に見えたのを今でも覚えています。
カップリングオンリーだと50枚だったハードルが作品オンリーだと20枚に下げられ、その時手持ちの新刊カード(リアルひらいて赤ブーの投票券)が40枚ほどだったので、その瞬間絶対開催できる!となりました。でも5月のスパコミで東京ビックサイトに行き、20枚を投票したときは正直まだなんの実感もなかったんですよね。20枚を渡しておめでとうございますみたいなやり取りして、そのまま帰ってきて。赤ブーさんのサイトで後日掲載される開催決定作品の一覧にディアヴォの名前を見るまでは、本当に?大丈夫?という気持ちの方が強かったです。
ディアヴォオンリーが開催決定!して残り20枚の使い道を考えたとき、1番に浮かんだのがダンデビオンリーでした。そもそもこの新刊カードをくれたフォロワー(複数人)と出会ったのが全員ダンデビの時で、みんなのダンデビが大好き!ダンデビ最高!という気持ちを持ってるという共通点があって、その人たちに恩返しというか何かできることを…となるとやっぱりダンデビオンリーしかないよねとなりました。
今回は自ジャンルの新刊だけでなく、新刊カードで力を貸してくれたみんなでダンデビオンリーのための合同本を出せたりもしたので本当に達成感がすごかったです。ダンデビ合同本、本当に素敵な本に仕上がってて感動しました。
【📚通販のご案内②】
ダンデビ合同誌が本日発売されたようです。昨日の実物写真ツイートと併せてご利用下さいませ。
また、予約期間中のご注文ありがとうございました!お届けまでもう少々お待ち下さい。#Rhapsody_for_Devilshttps://t.co/dUbVYpYBlt
— ダンデビ合同誌🎻通販中 (@rhapsody_f_D) December 19, 2022
フロマージュさんの方でも販売が始まっているので、気になった方はぜひ。
まあそんなこんながあって開催された2作品のオンリーだったんですが、本当〜〜〜に楽しかったです!こんなに大人数のフォロワーと同じイベントに出られることも、こんなに多くの同ジャンルの人と並べることも、そもそも東京ビックサイトのイベントに出ることも初めてで…。ずっと夢見てたことが叶って、本当に嬉しかったです。
当日は当日で朝行ったらもうポスタースタンドがもう絶対に南4(ディアヴォオンリーの西1からは地の果ての距離)にしかないですと言われ絶望したり、買ったばかりの布がデカすぎて設営に死ぬほど時間がかかったり、最後の方はシャッターが開いて極寒の地に変貌したり色々ありましたが…。本当に本当に楽しかったです!
正直今期はリリース途中の休止期間があって「どうしよう…オンリーの日も再開してなかったら…」という不安が直前まで拭えなかったのですが、イベント直前にTwitterが再開されていつものディアヴォーカリストが戻ってきて、そういった心配事はなくオンリーが出来たことが本当に良かったです。
イベント後はスペースを隣接していただいたしーかさんとアフターに行きました!今回しーかさんには無理を言って隣接していただいたり、当日もポスタースタンドがなく裏表で掲示予定だったポスターのうち1枚をスペースに貼っていただいたりとほんと〜に色々とご迷惑をおかけして…。
アフターではディアヴォ含めて色んなことを話しました!Unlimitedで出た情報とか、これまでのこととか…とにかくたくさん話せて楽しかったです。個人的にしーかさんと繋がったきっかけがダンデビの宣伝をめっちゃしてるツイートを見たことだったので、しーかさんとダンデビってやっぱ最高で…の話になったのもめちゃ良かったです。やっぱりDance with Devilsって神で…。
最初から最後まで本当に楽しいイベントでした!
ここからは新刊の話をします。
今回の新刊の装丁は
表紙:新シェルリン プラチナスノー 180g+マットPP(表2・3印刷あり)
本文:クリームキンマリ 90kg
となってます。
4日で作られたとは思えないほど立派な本で感動しました…!表2・3印刷は初めてやったのですが、綺麗に印刷してもらえて感動しました。表紙の背景を明るい色味にした分、開いた時の暗さでモモチとカノジョの後ろ暗い関係性を表現できたらな〜と思ってこうしました。
ほぼ真っ黒なページを扉にしたので、そういう意味でもオンデマなのに黒インクのテカリのないSanお姉ちゃんに頼んで良かったな〜と思います。本当に綺麗に作っていただけてありがたい…。
「溺水する有情たち」というタイトルは、「溺れる」という意味の言葉を使いたかったのと、モモチとカノジョがまだ恋人同士の関係ではない話なのでそれを表すのに良い言葉はないかと思って「有情たち」という言葉を使いました。この本自体モモチの心理描写だらけの感情にまみれた本になったので、名は体を表すような結果になったのではないでしょうか。
本の内容はweb後書きに…と思ったんですが、ここでweb後書きをまだ書けてないことに気付く…。すみません!すぐ書きます…。イベントでバタバタしてると全部の物事が頭からすっ飛ばされて目の前のことしか見えなくて…。
とりあえず好きなシーンを1つだけ貼らせてください。ここがずっと書きたくて、今回書けてよかったなと思いました。
人が最初に声から忘れて、香りを最後まで覚えているという話がすごく好きで。元々香りと記憶の強い結びつきを小説に取り入れるのが結構好きだったから、よく自分の書くものにも意識して香りの描写を入れていたんですが、人の記憶が声から忘れてしまうとなると、匂いを知れるほど近くに存在しない声しか知らない憧れの対象への記憶ってすごく儚いものなんだなと思って。
その話を基にして、カノジョにだけは忘れられないように自分の声以外のものすべてを残そうと虚しいセックスをするモモチの姿をずっと書きたいな〜と思ってたので、書けて嬉しかったです。肌を触れ合わせ、唾液の味を覚えさせ、それでもまだ不完全な気がしてカノジョに自分を刻みつけるようなモモチが書けたと思います。
他にも結構お気に入りの部分があるんですが、その話をするにはまず前提としてこの本の設定みたいなものを書き連ねなければいけないので…。というかこれこそweb後書きに書けよって感じだと思うので、そっちに書きます。
新刊の自家通販はこちらからやってます。ご入用の方がいらっしゃいましたら、どうぞよろしくお願いします🙇♀️
もう1冊、今回のイベントで出た本があります。前にブログでも話した身内のダンデビ合同本です。これが本当に良い本になってて…!色付きの表紙に金インク、そしてオーロラがかった金の箔押しがすごく美しいです。この装丁にしてくれた主催フォロワーたちにめっちゃ感謝。
正直身内でやりたいことをやっただけの本なのですが、身内以外の方にもお手に取っていただけてるようでびっくりしてます。けど装丁の美しさ、それぞれの話の良さ、そして皆のダンデビへの愛がすごく詰まった1冊なので、色んな方に手に取っていただけることは非常に嬉しいです。
上にも書きましたがフロマージュさんから購入できます。気になった方がいらっしゃったらぜひよろしくお願いします。
なんかこんな長いブログにするつもりじゃなかったのにダラダラ書いてしまった〜と猛反省してます。でも楽しかったし思い入れがすごいイベントだったからしょうがないよね。
愛唱レヴェランスの方は来年の8月に次回開催が決定していますがROCK DEAR ONEの方はまだ未定なので、また新刊カードをちまちま集めて開催したいな〜と思ってます!今のところ6枚集まってるのであと14枚あれば出来ます!このブログを見て新刊カード余ってるわ〜と思ってる方がいらっしゃったら、DMでもリプでもいいのでご連絡ください…!また絶対開催させます!